Creema・Pinkoi・Shopify、海外販売でどう使い分ける?

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CreemaやPinkoiで販売していても、すぐにShopifyへ移る必要はありません。モールでの販売を続ける、自社ショップを併用する、ブランドの主な販売先として自社ショップを育てる。小規模ブランドでは、目的と運営できる範囲に合わせて選ぶことが大切です。

違いは、ショップの優劣よりも役割にある

Creemaは、作り手と購入者が出会うモールです。公式の海外販売案内では、台湾・香港に向けた中国語版の販売を紹介しています。Pinkoiは、デザイン商品を通じてブランドと海外の購入者をつなぐプラットフォームです。一方、Shopifyは自社ストアの構成や商品情報を組み立てるための基盤です。自社ストアを持つ場合は、そこへ来てもらうための集客も自分たちで考えます。

PPPの運営者には、Pinkoiでの販売経験もあります。自社ショップだけを勧めるのではなく、モールと自社ECのそれぞれの役割、商品情報の見せ方、日々の運営を考える視点で整理します。

小規模ブランドが検討する際の3つの選択肢
観点CreemaPinkoiShopifyの自社ショップ
主な位置づけ作品を探す人へ届けるモールデザイン商品を通じて海外の購入者と出会うモール自社ブランドの情報と販売をまとめる拠点
見せ方モールの出品形式と提供機能に合わせる出店条件に沿って、写真や説明でブランドと商品の特徴を伝えるテーマや設定の範囲で構成・商品情報を設計する
海外対応出品条件、販売対象、提供機能を確認して利用する対象地域・言語・配送サービスの提供条件を確認して利用する販売する国・地域、言語、通貨、配送条件を設計する
集客モール内での発見を考え、作品情報を整えるプラットフォーム内での発見を考え、ブランド・商品情報を整える検索、SNSなど、自社ストアへ来てもらう経路を考える
日々の運営モールの注文・連絡の仕組みに沿って作業する提供される注文・連絡・配送の仕組みに沿って作業するストア設定と、注文・更新・問い合わせの手順を整える
費用の見方販売や利用にかかる費用を公式情報で確認する利用・販売・配送等の条件を最新の公式情報で確認する利用料、決済、必要なアプリ、制作・運営作業を合わせて確認する

具体的な機能や料金は変更されるため、ここでは固定の金額や一律の機能差で判断していません。Creemaの海外販売案内、Pinkoiの出店・販売案内、Shopifyのマーケットの説明を、申し込み・設定時に確認してください。

Creemaでの販売を続けることが合う場合

制作に使う時間を優先したい、まず海外からの注文や発送に慣れたい、自社サイトへ集客する準備がまだない。そのような場合は、モールでの商品情報と日々の対応を整えることが先になる場合があります。

ただし、モールに出品すれば注文が入る、海外対応がすべて任せられる、という意味ではありません。出品条件、発送方法、取引上の役割を確認し、自分が担当する作業を把握する必要があります。

Pinkoiを検討する場合

海外へ届けたい商品に、デザインやブランドとしての特徴があり、その背景を写真と商品説明で伝えたい場合は、Pinkoiも検討する選択肢になります。Creemaでの出品内容をそのまま移すのではなく、対象にしたい顧客に何を伝えるか、運営できる販路をどこまで増やすかを考えます。

Pinkoiの公式案内では、ショップ開設時に商品販売規約に基づく審査を行うと説明されています。商品の写真、ブランドの特徴、出品・配送条件を確認して準備します。出店審査への対応と、出店後に商品を見つけてもらうための情報整備は、分けて考えましょう。

販売経験があっても、過去の運営条件が現在と同じとは限りません。送料や販売価格に関する提供機能も変わるため、利用する時点の公式案内を確認します。

自社ショップを併用することが合う場合

ブランド全体の背景や商品シリーズをまとめて伝えたい、SNSなどから自分のストアを案内したい、販売する国に応じて商品情報や価格の見せ方を考えたい。こうした目的がある場合に、Shopifyを併用する理由が生まれます。

例えば、モールでは単品を探す人へ届け、自社サイトではブランドの考え方や関連商品まで伝えるという役割分担が考えられます。これは設計例であり、特定の販路で売上やリピートが増えることを保証するものではありません。

自社ショップを主な販売先として育てる前に

自社ストアを中心にするなら、制作費だけでなく、集客と継続更新に使う時間も考えます。商品情報、写真、注文、配送、問い合わせを、自分たちの手順として持てるかが判断材料になります。

  • 自社サイトへ来てもらう経路があるか、育てる計画があるか
  • 商品説明や写真を継続して更新できるか
  • 注文が増えた場合も、制作・発送・問い合わせを扱えるか
  • モールを含めた各販路の費用と作業を比較できているか

併用するときは、在庫と更新を増やしすぎない

販売先が増えると、同じ作品の在庫、受注制作の納期、商品説明の変更を複数の場所で管理する必要が出てきます。最初は対象商品を絞り、商品番号や共通の商品情報をそろえる方法が考えられます。

自動連携できる範囲は、利用するサービスやアプリによって異なります。連携を前提にせず、どこを人が確認するかを決めましょう。また、モール内での外部サイトの案内や、購入者情報の利用は、Creemaの利用規約やPinkoiの規約など、各サービスのルールを確認します。

多言語・複数通貨は、自社ストアの実画面で確認する

自社運営のPSNY ONLINESTOREでは、お届け先と言語を選ぶセレクター、複数通貨での表示・決済、国別送料を織り込んだ固定価格を実装しています。受託制作の顧客事例ではなく、構成と選択方法を確認できる自社運営例です。

何言語あるかだけでなく、自分の顧客がどの言語で読み、どの通貨で購入し、送料をどう確認するかを見ると、必要な制作範囲を考えやすくなります。

まずは、今ある販売先の役割を書き出す

「モールをやめるか、Shopifyを始めるか」の二択にする前に、今の販路でできていること、困っていること、自社ショップで実現したいことを分けてみてください。海外販売の条件そのものがまだ曖昧なら、海外販売を始める前の7つの確認事項から整理できます。

海外販売の構成を、一緒に整理する

PPPは、海外販売を始めたい小規模ブランドのための制作会社です。Shopifyの越境EC構築と、ひとりでも続けられる運営準備を支援します。商品、現在の販売先、届けたい国・地域を、分かる範囲でお知らせください。

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